2021.12.18

環境

脱炭素社会の日本の取り組みについて

 

こんにちは。ELJソーラーコーポレーション株式会社です。

今回のコラムでは最近ニュースなどでよく耳にする脱炭素社会についてご説明いたします。

脱炭素社会とは?

地球温暖化の原因となるCO2などの温室効果ガスの排出を防ぐため、石油や石炭などの化石燃料から脱却をすることです。温室効果ガスの削減、地球温暖化の解決は、世界中の国が取り組むべき課題となっています。

1997年に採択された京都議定書では、二酸化炭素の排出量の削減が先進国のみと限定されていました。その後2015年に採択されたパリ協定では、先進国と発展途上国を合わせた190か国以上の国々が参加し、「2050年までに脱炭素化」という目標が掲げられました。

日本の目標・取り組み

日本のエネルギー産業は、石油や石炭などのCO2排出量の多い化石燃料が85%以上を占めています。

東日本大震災以降、原子力発電もストップし、化石燃料に頼ることになりましたが、火力発電は二酸化炭素を排出することから、温室効果ガスの排出削減にはエネルギーの需要や供給を見直す必要が出てきました。

※資源エネルギー庁「日本のエネルギー2020」より抜粋

脱炭素社会を実現するためには、我々一人ひとりが取り組むことが必要です。日本では実際どのような取り組みがされているのか紹介いたします。

COOL CHOICE

COOL CHOICEとは、CO2などの温室効果ガスの排出量削減のために、日本が世界に誇る省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動など、温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動です。

エコカーやエコ住宅の購入、普段使用している家電をエコ家電にするという選択、公共交通機関を利用するという選択など、温暖化防止に繋がる選択を行ってもらうために、ロゴマークを設定し、政府・産業界・自治体等が連系し、広く国民に呼びかけています。

ゼロカーボンシティ

ゼロカーボンシティとは、「2050年までにCO2排出量実質ゼロ」を表明する地方公共団体のことです。脱炭素に向けた長期目標の設定や再生可能エネルギーを普及させるためのPR活動を行います。

2021年11月30日時点では、452もの地方公共団体がゼロカーボンシティの表明を出しています。

【取り組み事例】

東京都・・・電気自動車等の導入の補助制度

北海道札幌市・・・暖房によるCO2排出量削減

京都市・・・次世代自動車(EVバス、EVタクシーの導入)

エネルギーミックス

エネルギーミックスとは、火力、原子力、再生可能エネルギーなどを組み合わせて、様々な発電方法の特徴を活かし最適化をすることです。

脱炭素社会を実現するためには、化石燃料によるエネルギー供給を抑えることは必須でした。

しかし東日本大震災による福島原子力発電所の事故を受けて原子力発電所が停止となり、火力発電の需要は高まることになりました。一方でクリーンエネルギーは燃料を必要としないものがほとんどであり、太陽光や風、水流さえあれば発電ができます。ただし日本の環境や技術的な面から、全てをクリーンエネルギーだけで供給するのは難しいことから、クリーンエネルギーの弱い部分を火力発電などに補っていく形でエネルギーミックスを進めています。

このまま地球温暖化が進み気温が上昇してしまうと、異常気象による被害、感染症の拡大、食糧危機などに陥る可能性があります。

こども達の将来、豊かな生活を守るためには、「今すぐ」温室効果ガスを減らす取り組みを始めることが必要です。